無料でも試合のストーリーを追いやすいプロレス団体 Wー1(レッスルワン)
W-1(レッスルワン)というプロレス団体をご存知でしょうか?
私は団体が創設された時から名前は知っていたのですが、正直そんなに注目していなかったので、有名な選手以外どんな選手がいるのか全然知りませんでした。
でも今は、毎週試合を見るようになっています。
今日は、その理由とW-1の魅力についてお伝えしようと思います。
W-1の成り立ち
W-1は、武藤敬司選手を中心に2013年に創設された、比較的新しいプロレス団体です。
武藤選手は元々は新日本プロレスでデビューし、看板レスラーとして活躍していましたが、人気絶頂の時代に全日本プロレスへ移籍。
その後、全日本プロレスの社長として団体を率いていましたが、オーナーとの食い違いを発端に全日本プロレスを離脱。
武藤選手に追随して全日本プロレスを退団した選手を中心に、W-1が作られました。
W-1の特徴
リング上では、激しい攻防も、コミカルなやり取りも織り交ぜながら、質の良いプロレスを展開していると思います。
特にクルーザー級(軽中量級)の「児玉裕輔選手」や「吉岡世起選手」は、他団体に上がっても遜色ない戦いができるのではないか、と思わせてくれるプロレスを見せてくれます。
一方で、まだ「これがW-1です」と言えるようなカラーは確立できていないのが現状でしょうか。
しかしファン目線で考えれば、作り上げるところから見ることができる、とも言えます。
画期的な取り組みと言えば「プロレス総合学院」があります。
一般公募で生徒を集め、「武藤校長」を筆頭にW-1所属のレスラーが先生としてプロレスを教えてくれます。
卒業後は必ずしもW-1のレスラーとして活躍するわけではないのですが、1期生の卒業メンバーである「トンドコロ準選手」「立花誠吾選手」は、W-1に欠かせない選手としてリングに上がっています。
生徒からレスラーになって活躍する姿を確認できる、というのは、感情移入しやすく良い流れかな、と個人的には感じています。
週刊W-1TV
そして、私が毎週欠かさずチェックしているのが、
毎週配信される「週刊W-1TV」です。
1週間の試合のハイライトや試合後のコメント、今後の大会の見所などを、短すぎず長すぎずのVTRにまとめてあり、You Tubeで見ることができます。
現在、W-1にはストロングハーツという外敵が参戦しています。
(ストロングハーツは、元々ドラゴンゲートで活躍していたCIMA選手を中心としたユニット)
そのユニットがW-1に参戦した、という情報からW-1のホームページに行き、W-1TVを見つけ、今では毎週楽しみにするようになりました。
無料で確実にハイライトを楽しめる映像って、実はあまりないんですよね。
(新日本プロレスの無料のハイライトは、フィニッシュシーンを見せてくれないし・・・)
そして毎週試合の流れを追えるので、「誰と誰が抗争中」とか「この選手成長したな」とか、ストレートにわかりやすく感じることができます。
この週刊W-1TVがあることで、新日本プロレスの次に多く観戦している団体がW-1になりました。
ぜひ、チェックしてみてください。
現在の戦いの中心は
前述した「ストロングハーツ」という外敵が参戦したことで、戦いに活気が出ています。
先日の大会で、W-1無差別級チャンピオン「芦野祥太郎選手」にストロングハーツの「T-Hawk選手」が挑戦し、勝利しました。
現在は団体最高峰のベルトを、よそから来た選手が巻いている状況です。
3.21の大会では、T-Hawk選手に「黒潮”イケメン”二郎選手」が挑戦します。
イケメン選手は、福山雅治の「HELLO」という曲に乗って入場する、ちょっとチャラい選手ですが、実力はW-1の中でトップクラス。
そこに芦野選手をリーダーとするちょい悪ユニット「アンファンテリブル」が、
イケメン選手が属する本体も
T-Hawk選手が属するストロングハーツも
みんなまとめてぶっ潰してやる
と宣戦布告しており、3軍抗争の様相を展開しています。
こうゆう分かりやすい軍団抗争は、見ていて楽しいんですよね。
そうそう、少し前の記事で特集した「トンドコロ準」選手の試合もおススメです。
よかったら、読んでみてください。