棚橋の謎かけは続き、SANADAは価値ある２年連続ベスト４。３．２１「NJC」準々決勝
我が家は現在視聴できない環境なのですが・・・
そして仕事中だったので、どちらにしてもリアルタイムは無理だったのですが・・・
ツイッターから「キレイ」「ヤバい」と賛辞の嵐が！
こんなことつぶやかれたら、どうしても見たくなっちゃうじゃないか！！
そんなことを思いながら仕事に精を出しました＞＜
さて、この日の戦いで『NEW JAPAN CUP』ベスト４が出揃います。
そして、敗退した選手たちの動きもきな臭くなってきましたね。
お株を奪う３カウント
棚橋選手とザック選手の試合は、
「ジャパニーズレッグロールクラッチホールド」という、
古典的な技を引っ張り出した棚橋選手の勝利。
そして、ザック選手がよく使う「ヨーロピアンクラッチ」と同じ系統の技です。
前哨戦では、ザック選手とのテクニック対決でも
かなりの対応を見せていた棚橋選手。
しかし、ある程度の苦戦は予想していました。
棚橋選手は膝と腕に爆弾を抱えているから。
試合はやっぱりザック選手のペース。
でも、棚橋選手があえて相手の土俵で戦っている印象。
ザック選手の足に的確にダメージを与えつつ、
関節技を何とかしのぎながらチャンスをうかがい、
一瞬のひらめき、ではなく、
戦前からイメージしていたような入り方の
「ジャパニーズレッグロールクラッチホールド」がピタリと決まり、
３カウントが叩かれました。
ザック選手はお株を奪われた格好。
心中穏やかではないでしょう。
しかし、棚橋選手が勝ち進んだのは紛れもない事実。
試合後の笑顔に満足感が溢れていました。
新しいフィニッシュホールドとは！？
１回戦 「テキサスクローバーホールド」
２回戦 「ドラゴンスープレックス」
３回戦 「ジャパニーズレッグロールクラッチホールド」
ハイフライフローの封印と新技の公開をほのめかしながら、
棚橋選手はNJCに挑みました。
ここまでは有言実行で、ハイフライフローを使わずに勝利。
そしてこれまでの戦いでフィニッシュとなった技は、
棚橋選手が繰り出す技としてはそこまで驚く技ではないという印象。
新日本プロレス会社説明会の後のインタビューでは、
「新技はまだ見つかってない」といったような発言もありましたが・・・
ＮＪＣのここまでは、
相手に合わせてインパクトを残し、勝利している印象。
これが「NEW棚橋」なのか？
それとも「そうきたか～」と思わせてくれる新技の披露があるのか？
棚橋選手はハイフライフローの封印について、
「対戦相手に考えさせることで隙が生まれる」と、
心理作戦をしかけているかのように話していましたが、
一ファンである私は完全に、棚橋選手の術中にはまってしまっています。
昨年と同じベスト４だけど
カバナ選手とSANADA選手の試合は、
「Skull End」でSANADA選手が勝ちました。
試合巧者同士の対戦だったので、見どころはたくさんありましたが、
試合終盤、ここまで猛威を振るっていた「スーパー・マン」を
うまくかわした時点で勝負あり。
結果としては順当かな、と思います。
SANADA選手は、これで２年連続ベスト４。
しかし今年は史上最多の３２名が参加したトーナメント、
そして「プロレス王」鈴木選手を破ってのベスト４入りです。
かなり価値のある実績といえるのではないでしょうか。
そして、ここで止まるつもりはないはずです。
＜準決勝決定カード 棚橋 ｖｓ SANADA＞
良いカードが実現しました。
レベルの高いテクニックの応酬になりそうな予感がします。
SANADA選手はコメントで「イメージはできている」と話しました。
ここを超えることができれば、いよいよプロレス界の中心に手をかけます。
楽しみになってきましたね。
タイトルマッチの行方
IWGP USヘビー級はわかりやすい形になりました。
トーナメントでチャンピオンを倒したレスラーが挑戦表明。
そしてNJC決勝と同日３．２４にタイトルマッチが組まれました。
チャンピオン「ジュース・ロビンソン」ｖｓチャレンジャー「チェーズ・オーエンズ」
オーエンズ選手がいい味を出すようになってきています。
これまで脇で主役を支えるレスラーでしたが、
一気に主役になろうとしています。
チャンピオンを徹底的に挑発し痛めつける姿も、
挑戦者らしくていいですよね。
なんとなくＵＳヘビーのベルトは注目しにくかった印象なのですが、
今回はオーエンズ選手がちゃんとストーリーを作ってくれているので、
やっぱり注目したくなりますね。
NEVER無差別級は、この日の試合でタイチ選手がベルトを踏みつける暴挙に。
しかしチャンピオンのオスプレイ選手は、
試合後のコメントでジェフ・コブ選手との防衛戦に触れました。
（もしかして３ＷＡＹ・・・）
決まるのはもう少し先になりそうですが、
マディソン・スクウェア・ガーデンの試合に
オスプレイ選手が出場しないのはちょっと考えられないので、
きっとタイトルマッチは組まれるでしょう。
タイチ選手の試合も組まないと、また誰かを襲撃しそうですね。
IWGPインターコンチネンタルは、内藤選手ｖｓ飯伏選手で決まりそうです。
が、個人的にはこのタイトルマッチにあまりワクワクしていないのが現状。
自分でも何故なのか、うまく説明できないのですが、
「内藤ｖｓ飯伏」というドル箱カードの安売りになりそうな気はしています。
まだ時期尚早、まさにトランキーロ。
もっと機が熟してからでもいいのかな、と思ったりします。
